蓋をして初めて暗渠という概念が生まれる。

  1. 01:21 なるほどね、関西から見た東京=祖父母が見ていた旧15区が先にインプットされたがゆえか。この辺から肉眼で見える池袋や新宿は、都心かどうかはともかく都会には見えた。そんな自分のリアルと比べると不思議に感じるということか。
  1. 01:25 暗渠を歩いていて思う。ほんとうに変わらないほうが良いのか?と。たとえ蓋をされた川でも、やはり水気に寄せられた小虫が舞う。住民としては、その虫や、臭気が減るに超した事はないのでは?と。来訪者だからこそ、無責任に想いを馳せられるのではないか、と。
  1. 01:29 そして、「臭いものに蓋をする」発想で、暗渠というものが生まれる。その時点ではじめて「暗渠という概念」が生まれる。だからこそ、ぼくらは想いを馳せる。果たして、元の水流が顔を出していたら、これほどまでに気にしただろうか?と・・
  1. 01:29 なんて業の深いシュミなんでしょうね、暗渠好きは。(すみませんわたしのようなものが暗渠好き宣言などしてしまい)